本記事では、「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。
「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズの読む順番
続いては読む順番です。
現在の刊行情報は以下の通り。
では、それぞれを見ていきましょう。
『桜底』
シリーズ第1巻は『桜底』です。
発売日:2022/1/14
「ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、 路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。 曰く 「すこし危険な、でも条件のいい仕事を紹介しよう」 「場所は警視庁本部――」 警視正は首無し幽霊、同僚も捜査一課も癖の強いやつばかり。 彼らは人も怪異も救わない。仕事は、人知れず処理すること――。 桜の代紋いただく警視庁の底の底、彼らはそこにいる。」
『呪街』
シリーズ第2巻は『呪街』です。
発売日:2022/8/10
「彼らは、事件を解決せず救わず、 ただ「処理」する。 内藤了待望の新シリーズは、 警視庁の底に棲むやつらを描く、 前代未聞の警察×怪異の物語第二弾!」
『禍事』
シリーズ第3巻は『禍事』です。
「日常の裏側を、のぞくな 十文字の割腹自殺、 永田町・総理の異変死、 理由は隠されたまま――。 怪異を隠蔽する警察チーム、最大の危機。 いつまで、隠蔽できるだろうか ーーー マグロ包丁の人斬り、滝に流れ着く首々。日本列島異変あり。 警視庁の秘された部署・異能処理班。 霊視の青年・安田怜の仕事は、怪異事件を隠蔽すること。 首抜けの死者からの警告を受けた彼は、 幽霊上司の折原警視正と”忌み地”の掃除に乗り出す。 さらに三ツ首の犬が議員を襲う事態が勃発。 異能処理班の面々の生い立ちが徐々に明かされる、 大人気警察×怪異ミステリー第三弾!」
『迷塚』
シリーズ第4巻は『迷塚』です。
「顔なき女は燃やす。人を家を男を。その悪意、出処知らず。 霊視の青年・安田怜は悩んでいた。 怪異事件を隠蔽する警察・異能処理班刑事の極意を待つ過酷な運命。 それを防ぐため、夏休みを使って安田はひとりで捜査を開始する。 呪い殺されたかのような不審火が頻発するなか、 安田は隠蔽でも解決でもない第三の道へたどり着く。 チームの絆深まる警察×怪異ミステリー第四弾!」
『黒仏』
シリーズ第5巻は『黒仏』です。
「東京銀座白昼に無差別殺傷あり。男は被害者の耳を食していた。 警視庁の秘された部署・異能処理班に、レベル4の「移動する怪異」が持ち込まれる。 霊視の青年・安田怜は犯人が所有していた石仏を追うが、 警官による上司射殺事件が起こり――。 地霊により怪異が活発化を見せ、怜は自らの能力を自覚する。 ミカヅチ班もまた変わらずにはいられない。 警察×怪異ミステリー第五弾!」
『青屍』
シリーズ第6巻は『青屍』です。
「警視庁の仲間を守りたい。 全身穴だらけの死体が上野で発見。原因不明。 安田怜の願いに立ちふさがるは、蒼ざめた馬の騎士。 異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第六弾! ーーー 上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。 霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、 冷徹な異能処理班を変えつつあった。 だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。 穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。 手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。 だが、この怪異には、動機が存在しなかった――。」
『妖声』
シリーズ第7巻は『妖声』です。
発売日:2025/5/15
「警視庁の仲間を守りたい。 しかし、事態はその思いとはうらはらに進展を続ける。 異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第七弾!」
内藤了「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズとは
そもそもこのシリーズってどんなだっけ?という人向けの概要です。
| タイトル | 「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ |
|---|---|
| 作者 | 内藤了 |
| 出版社 | 講談社タイガ |
| 既刊 | 8 |
📗シリーズ紹介
警察の影で怪異を処理するチームを描いたダークなミステリーです。探偵小説でもホラーでもなく、「怪異×警察機構」という異色のジャンルを突き進みます。
作風の特徴としては、事件を解く快感よりも「抑えられた恐怖」と「明かされない真実」が強く響きます。登場人物たちは常に「逃げられない場所」に立たされ、「救われる」のではなく「仕舞われていく」怪異の前で、苦悶します。
怪異だからライトというわけでは決してないこのシリーズ、ぜひ読んでみてください。







