本記事では、「田川信一」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。
「田川信一」シリーズの読む順番
続いては読む順番です。
現在の刊行情報は以下の通り。
では、それぞれを見ていきましょう。
『震える牛 田川信一』
シリーズ第1巻は『震える牛 田川信一』です。
発売日:2012年1月
平成版『砂の器』、連続ドラマ化!
警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。初動捜査では、その手口から犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。 田川は事件現場周辺の目撃証言を徹底的に洗い直し、犯人が逃走する際ベンツに乗車したことを掴む。ベンツに乗れるような人間が、金ほしさにチェーンの居酒屋を襲うだろうか。居酒屋で偶然同時に殺害されたかに見える二人の被害者、仙台在住の獣医師と東京・大久保在住の産廃業者。
田川は二人の繋がりを探るうち大手ショッピングセンターの地方進出、それに伴う地元商店街の苦境など、日本の構造変化と食の安全が事件に大きく関連していることに気付く。
【編集担当からのおすすめ情報】
WOWOW「連続ドラマW」にて2013年6月より、連続ドラマ化!
出演:三上博史、吹石一恵、小林薫ほか
子供たちが口にする加工食品は安全なのか?
地方都市は、なぜ衰退したのか?
日本中を震撼させた戦慄のミステリー、ついに文庫化!
『ガラパゴス 田川信一』
シリーズ第2巻は『ガラパゴス 田川信一』です。
発売日:2016年1月
大ベストセラー『震える牛』ふたたび!
警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一は、メモ魔の窓際刑事。同期の木幡祐司に依頼され、身元不明相談室に所蔵されている死者のリストに目を通すうち、自殺として処理された案件を他殺と看破する。不明者リスト902の男の発見現場である都内竹の塚の団地を訪れた田川と木幡は、室内の浴槽と受け皿のわずかな隙間から『新城 も』『780816』と書かれたメモを発見する。田川が行った入念な聞き込みにより者不明者リスト902の男は沖縄県宮古島出身の派遣労働者・仲野定文と判明した。田川は、仲野の遺骨を届け、犯人逮捕の手掛かりを得るため、宮古島に飛ぶ。仲野は福岡の高専を優秀な成績で卒業しながら派遣労働者となり、日本中を転々としていた……。
現代の生き地獄を暴露する危険きわまりない長編ミステリー!
【編集担当からのおすすめ情報】
聞こえるか。人間の壊れてゆく音が。
古い団地の一室で、自殺に偽装して殺害された心優しき青年。
彼は、遠く故郷を離れ、日本中を転々とする派遣労働者だった。
大企業にとって、非正規労働者は
部品と同じである。
『アンダークラス 田川信一』
シリーズ第3巻は『アンダークラス 田川信一』です。
発売日:2020年11月
メモ魔の窓際刑事VS多国籍IT企業
秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。
外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。
これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだったーー。
<単行本が発表されたのは2020年秋だが、果せるかな、その1年余り
後の22年冒頭から、極端な円安が進み始めた。作中で「これから、日本人が景気の良いアジアに出て、仕送りする日がくるね」と吐き捨てたアインの予言(=作者の予言)は、着実に成就しつつあるようにも思える>--藻谷浩介氏(地域エコノミスト/巻末解説より)
日本経済の末路を予言した「震える牛」シリーズ最新作!
【編集担当からのおすすめ情報】
食肉業界の闇を暴いた『震える牛』、派遣労働者の悲哀を描いた『ガラパゴス』に続き、シリーズ第三弾となる本書は、アジアの「下級国民」になりゆく我が国の現実を題材としています。円安が進む日本経済への特効薬が見当たらぬなか、せめて矜恃は失うな、という本書のメッセージが心に重く響きます。
プロローグ
第一章 失踪
第二章 潜行
第三章 錯綜
第四章 深掘り
第五章 汚泥
第六章 斜日
エピローグ
相場 英雄「田川信一」シリーズとは
そもそもこのシリーズってどんなだっけ?という人向けの概要です。
| タイトル | 「田川信一」シリーズ |
|---|---|
| 作者 | 相場 英雄 |
| 出版社 | 小学館 |
| 既刊 | 3 |
📗シリーズ紹介
本シリーズは、相場英雄による、警視庁捜査一課継続捜査班を軸にした社会派ミステリーです。テレビドラマ化もされています。
刑事・田川信一が、いったん沈んだ事件を掘り起こす継続捜査のなかで、社会の底に沈む犯罪の真相を追い続けます。
単行本は小学館から、文庫版は小学館文庫から出ています。

