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宮本 輝「流転の海」シリーズの読む順番と刊行情報の一覧

本記事では、「流転の海」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。

宮本 輝「流転の海」シリーズの読む順番は「刊行順」がおすすめです。

目次

「流転の海」シリーズの読む順番

続いては読む順番です。

現在の刊行情報は以下の通り。

では、それぞれを見ていきましょう。

『流転の海』

シリーズ第1巻は『流転の海』です。

発売日:1982年1月

流転の海 表紙
流転の海

敗戦から2年目、裸一貫になった松坂熊吾は、大阪の闇市で松坂商会の再起をはかるが、折も折、妻の房江に、諦めていた子宝が授かった。「お前が20歳になるまでは絶対に死なん」熊吾は伸仁を溺愛し、その一方で、この理不尽で我侭で好色な男の周辺には、幾多の波瀾が持ち上った。父と子、母と子の関係を軸に、個性的な人間たちの有為転変を力強い筆致で描く、著者畢生の大作第一部。

『地の星』

シリーズ第2巻は『地の星』です。

発売日:1984年1月

五十歳で初めて子を授かった松坂熊吾は、病弱な妻子の健康を思って、事業の志半ばで郷里に引きこもった。再度の大阪での旗揚げを期しつつも、愛媛県南宇和の伸びやかな自然の恵みのなかで、わが子の生長を見まもる。だが、一人の男の出現が、熊吾一家の静かな暮らしを脅かす…。熊吾と男との因縁の対決を軸に、父祖の地のもたらす血の騒ぎ、人間の縁の不思議を悠揚たる筆致で綴る。

『血脈の火』

シリーズ第3巻は『血脈の火』です。

発売日:1986年1月

血脈の火 表紙
血脈の火

昭和27年、大阪へ戻った松坂熊吾一家は、雀荘や中華料理店を始めとして、次々と事業を興していく。しかし義母の失踪に妻房江の心労はつのり、洞爺丸台風の一撃で大損害を被った熊吾も糖尿病の宣告を受ける。そしてたくましく育つ無邪気な小学生伸仁にも、時代の荒波は襲いかかるのだった…。復興期の世情に翻弄される人々の涙と歓びがほとばしる、壮大な人間ドラマ第三部。

『天の夜曲』

シリーズ第4巻は『天の夜曲』です。

発売日:1988年1月

天の夜曲 表紙
天の夜曲

昭和31年、熊吾は大阪の中華料理店を食中毒事件の濡れ衣で畳むことになり、事業の再起を期して妻房江、息子伸仁を引き連れ富山へ移り住む。が、煮え切らない共同経営者の態度に、妻子を残して再び大阪へ戻った。踊り子西条あけみと再会した夜、彼に生気が蘇る。そして新しい仕事も順調にみえたが…。苦闘する一家のドラマを高度経済成長期に入った日本を背景に描く、ライフワーク第四部。

『花の回廊』

シリーズ第5巻は『花の回廊』です。

発売日:1990年1月

花の回廊 表紙
花の回廊

昭和32年、松坂熊吾は大阪で再起を賭け、妻房江とともに電気も通らぬ空きビルに暮らしていた。十歳になった伸仁は尼崎の集合住宅に住む叔母に預けられた。居住者たちは皆貧しく、朝鮮半島からやってきた人々が世帯の半ばを占め、伸仁は否応なく凄絶な人間模様に巻き込まれていく。一方、熊吾は大規模な駐車場運営に乗り出す。戦後という疾風怒涛の時代を描く著者渾身の雄編第五部。

『慈雨の音』

シリーズ第6巻は『慈雨の音』です。

発売日:1992年1月

慈雨の音 表紙
慈雨の音

昭和三十四年、中学生になったものの、あいかわらず病弱な伸仁の身を案じていた松阪熊吾だが、駐車場の管理人を続けながら、勝負の機会を窺っていた。ヨネの散骨、香根の死、雛鳩の伝染病、北への帰還事業、そして海老原の死。幾つもの別離が一家に押し寄せる。翌夏、伸仁は変声期に入り、熊吾は中古車販売店の開業をついに果たすが──。「生」への厳粛な祈りに満ちた感動の第六部。

『満月の道』

シリーズ第7巻は『満月の道』です。

発売日:1994年1月

満月の道 表紙
満月の道

年が明けて昭和37年、順調に伸びていた「中古車のハゴロモ」の売上が突如低迷しはじめた。伸仁は高校生になり、身長は熊吾を超えた。熊吾は、質の悪い情夫と別れられないでいる森井博美と再会し、不本意ながらその手切金の金策に奔走することになる。仕入担当の黒木は「ハゴロモ」の不自然な入出金の動きを嗅ぎ取った……。運命という奔流は抗いようもなく大きく旋回しはじめる。

『長流の畔』

シリーズ第8巻は『長流の畔』です。

発売日:1996年1月

長流の畔 表紙
長流の畔

昭和38年、松坂熊吾は会社の金を横領され金策に奔走していた。大阪中古車センターのオープンにこぎ着けるのだが、別れたはずの女との関係を復活させてしまう。それは房江の知るところとなり、彼女は烈しく憤り、深く傷つく。伸仁は熊吾と距離を置き、老犬ムクは車にはねられて死ぬ。房江はある決意を胸に秘め城崎へと向かった……。宿運の軸は茫洋たる暗闇へと大きく急速に傾斜していく。

『野の春』

シリーズ第9巻は『野の春』です。

発売日:2018年10月

執筆37年、シリーズ累計230万部の大作「流転の海」、第九部でついに完結。自らの父をモデルにした松坂熊吾の波瀾の人生を、戦後日本を背景に描く自伝的大河小説「流転の海」。昭和四十二年、熊吾が五十歳で授かった息子・伸仁は二十歳の誕生日を迎える。しかし熊吾の人生の最期には、何が待ち受けていたのか。妻の房江は、伸仁はどう生きていくのか。幸せとは、宿命とは何だろうかーー。感動の最終幕へ。

宮本 輝「流転の海」シリーズとは

そもそもこのシリーズってどんなだっけ?という人向けの概要です。

タイトル「流転の海」シリーズ
作者宮本 輝
出版社新潮社
既刊9

📗シリーズ紹介

宮本輝の自伝的大河小説です。シリーズ全体で毎日芸術賞を受賞しています。

作者の父をモデルにした松坂熊吾とその家族が、戦後の大阪を背景に商売と運命に翻弄されながら生きていきます。

単行本は新潮社から、文庫版は新潮文庫から出ています。第1部は映画化もされています。

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