本記事では、「G」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。
「G」シリーズの読む順番
続いては読む順番です。
現在の刊行情報は以下の通り。
では、それぞれを見ていきましょう。
『φは壊れたね』
シリーズ第1巻は『φは壊れたね』です。
発売日:2004年11月
もしもこれまでの人生、1冊の森博嗣も読んでいなかったら。--<西尾維新(解説より)>
その死体は、Yの字に吊られていた。背中に作りものの翼をつけて。部屋は密室状態。さらに死体発見の一部始終が、ビデオで録画されていた。タイトルは「Φ(ファイ)は壊れたね」。これは挑戦なのか?N大のスーパ大学院生、西之園萌絵が、山吹ら学生たちと、事件解明に挑む。Gシリーズ、待望の文庫版スタート!
プロローグ
第1章
密室の中に浮遊する死体の状況について
第2章
しだいに確固となる密室の境界条件について
第3章
記録された映像とφの謎について
第4章
予感と現実の摩擦あるいは譲歩について
第5章
通じるために開けた穴のリスクについて
エピローグ
『θは遊んでくれたよ』
シリーズ第2巻は『θは遊んでくれたよ』です。
発売日:2005年3月
死体に記された謎の文字「θ」が示すものは?
25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θ(シータ)という文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する!
プロローグ
第1章
共通する項目に関する予測的展開について
第2章
残留を許す信号ならびにその示唆について
第3章
関連を模索する解決手法の妥当性について
第4章
引き続き顕示される手法の特殊性について
第5章
推し量るべき真相の把握と評価について
エピローグ
『τになるまで待って』
シリーズ第3巻は『τになるまで待って』です。
発売日:2005年7月
嵐の中、孤絶した館で超能力者が殺された。雷鳴、開かないドア、通じない電話、完全なる密室ーー
森に建つ洋館は“超能力者”神居静哉の別荘で《伽羅離館(がらりかん)》と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗(あかやなぎはつろう)、山吹、加部谷ら7人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τ(タウ)になるまで待って」。大きな謎を孕む、人気Gシリーズ第3作。
プロローグ
第1章 不可逆の入口
第2章 不連続の晩餐
第3章 不可能な隔絶
第4章 不自然な事象
第5章 不明瞭な退路
エピローグ
『εに誓って』
シリーズ第4巻は『εに誓って』です。
発売日:2005年11月
爆弾を仕掛けられたバスは死に向かって疾走する。
Gシリーズ、緊迫の第4作。
山吹早月と加部谷恵美が乗り込んだ中部国際空港行きの高速バスが、ジャックされてしまった。犯人グループからは都市部とバスに爆弾をしかけたという声明が出される。乗客名簿にあった「ε(イプシロン)に誓って」という団体客名は、「φ(ファイ)は壊れたね」から続く事件と関係があるのか。西之園たちが見守る中、バスは疾走する。
プロローグ
第1章 悲しみの始まり
第2章 悲しみの連なり
第3章 悲しみの広がり
第4章 悲しみの高まり
第5章 悲しみの静まり
エピローグ
『λに歯がない』
シリーズ第5巻は『λに歯がない』です。
発売日:2006年3月
完全に施錠されていたT研究所で、4人の銃殺死体が発見された。
いずれも近距離から撃たれており、全員のポケットに「λ(ラムダ)に歯がない」と書かれたカードが入っていた。
また4人とも、死後、強制的に歯を抜かれていた。謎だらけの事件に迫る過程で、西之園萌絵は欠け落ちていた過去の大切な記憶を取り戻す。
プロローグ
第1章 歯のない四人
第2章 懲りない三人
第3章 気のない二人
第4章 足りない一人
第5章 もういない人
第6章 後ろの正面だあれ
エピローグ
『ηなのに夢のよう』
シリーズ第6巻は『ηなのに夢のよう』です。
発売日:2006年7月
プレゼンされた首吊り死体たちと不可解なメッセージ。
Gシリーズのターニングポイント。
地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵(にしのそのもえ)は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季(まがたしき)は、どう関わっているのかーー?
プロローグ
第1章 高い死に場所
第2章 近い死に場所
第3章 儚い死に場所
第4章 古い死に場所
第5章 拙い死に場所
エピローグ
『目薬αで殺菌します』
シリーズ第7巻は『目薬αで殺菌します』です。
発売日:2006年11月
関西で発見された劇物入りの目薬の名には「α」の文字が。同じ頃、加部谷恵美が発見した変死体が握り締めていたのもやはり目薬「α」! 探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後にはまたも謎のプロジェクトが? ギリシャ文字「α」は「φ」から連なる展開を意味しているのか? Gシリーズ第7作!
プロローグ
第1章 さまざまちらほら
第2章 ときどきはらはら
第3章 つぎつぎまたもや
第4章 さらさらぜんぜん
エピローグ
『ジグβは神ですか』
シリーズ第8巻は『ジグβは神ですか』です。
発売日:2007年3月
βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入れられた若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。
プロローグ
第1章 芸術と死者について
第2章 観察と人形について
第3章 因果と疑似について
第4章 解決と未知について
エピローグ
解説 黒岩 勉
『キウイγは時計仕掛け』
シリーズ第9巻は『キウイγは時計仕掛け』です。
発売日:2007年7月
建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届いた。銀のプルトップが差し込まれ手榴弾にも似たそれは誰がなぜ送ってきたのか。その夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部谷恵美と山吹早月。取材にきた雨宮純らが一堂に会し謎に迫るが。
プロローグ
第1章 アカデミックな器機
第2章 エキセントリックな鬼気
第3章 リカーシブな忌諱
第4章 アヴェイラブルな危機
エピローグ
解説 雨宮まみ
『χの悲劇』
シリーズ第10巻は『χの悲劇』です。
発売日:2017年6月
トラムに乗り合わせた“探偵”と殺人者。Gシリーズ転換点となる決定的一作。後期三部作、開幕!!
香港のトラムで起きた密室殺人と、果てしなく広がるバーチャル空間での光速の追跡劇。
天才を追い、天才に追い詰められる。
「そう。ここが私の世界だ」
香港で仕事をする島田文子のもとに男が現れた。島田が真賀田研究所にいた頃に起きた飛行機事故について質問があるという。その日、走るトラムの中で殺人が起き、死者の手に「χ」の文字が遺される。乗客として警察の捜査に応じた島田だったが、そこである交換条件を持ちかけられ……。Gシリーズ後期三部作開幕!
『ψの悲劇』
シリーズ第11巻は『ψの悲劇』です。
発売日:2018年6月
失踪した博士の実験室には奇妙な小説と、ある名前ーー。Gシリーズ後期三部作、戦慄の第二弾!
〈死ぬ自由が自分にはある〉と手紙に書いた元大学教授の失踪は自殺なのか。それともーー。
残された謎。真夜中の死。そして悲劇は続く。
遺書ともとれる手紙を残して老博士、八田洋久が失踪した。一年後、洋久と親しかった人びとが八田家に集まり、失踪の手がかりを探して実験室に入ると、コンピュータに「Ψの悲劇」と題された小説、ノートに〈真賀田博士への返答〉とのメモが。その夜、八田家に悲劇が訪れた。
森 博嗣「G」シリーズとは
そもそもこのシリーズってどんなだっけ?という人向けの概要です。
| タイトル | 「G」シリーズ |
|---|---|
| 作者 | 森 博嗣 |
| 出版社 | 講談社 |
| 既刊 | 12 |
📗シリーズ紹介
森博嗣の『Gシリーズ』です。S&M/Vサーガの後に続く連作で、ギリシャ文字を冠したタイトルが特徴です。
加部谷恵美や海月及介らが関わり、科学・工学的な発想と謎が交錯するミステリーが展開します。
講談社ノベルスおよび講談社文庫から出ています。