本記事では、「鏡三部作」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。
「鏡三部作」シリーズの読む順番
続いては読む順番です。
現在の刊行情報は以下の通り。
では、それぞれを見ていきましょう。
『QJKJQ』
シリーズ第1巻は『QJKJQ』です。
発売日:2014年
女子高生の市野亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家で生まれ育った。父は血を抜いて人を殺し、母は撲殺、兄は噛みついて失血させ、亜李亜はスタッグナイフで刺し殺す。それでも、猟奇殺人の秘密をお互いに共有しながら、郊外の家でひっそりと暮らしていた。ところがある日、兄が部屋で殺されているのを亜李亜は発見する。もちろん警察は呼べない。そして翌日には母がいなくなった。亜李亜は残った父親に疑いの目を向けるが……。
17歳の女子高生・市野亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家で生まれ育った。父は血を抜いて人を殺し、母は撲殺、兄は噛みついて失血させ、亜李亜はスタッグナイフで刺し殺す。それでも、猟奇殺人の秘密をお互いに共有しながら、西東京市の家でひっそりと暮らしていた。ところがある日、兄が部屋で殺されているのを亜李亜は発見する。もちろん警察は呼べない。そして翌日には母がいなくなった。残されたのは父と亜李亜。彼女は自分の父親に疑いの目を向けるが……。
『Ank: a mirroring ape』
シリーズ第2巻は『Ank: a mirroring ape』です。
発売日:2017年8月
2026年、京都で大暴動が起きる。「京都暴動=キョート・ライオット」だ。人々は自分の目の前にいる人間を殺し合い、未曽有の大惨劇が繰り広げられた。事件の発端になったのは、「鏡=アンク」という名のたった1頭のチンパンジーだった。霊長類研究施設に勤める研究者・鈴木望は、世界に広がらんとする災厄にたった1人で立ち向かった……。
『テスカトリポカ』
シリーズ第3巻は『テスカトリポカ』です。
発売日:2021年2月
鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!
メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていくーー。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。第34回山本周五郎賞受賞。
佐藤 究「鏡三部作」シリーズとは
そもそもこのシリーズってどんなだっけ?という人向けの概要です。
| タイトル | 「鏡三部作」シリーズ |
|---|---|
| 作者 | 佐藤 究 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 既刊 | 3 |
📗シリーズ紹介
佐藤究の『QJKJQ』『Ank: a mirroring ape』『テスカトリポカ』からなる、鏡をモチーフにしたクライムノベル三部作です。『サージウスの死神』でデビューした作者の代表作です。
各作は独立した物語ですが、鏡像反転・自己認識・暴力の連鎖といったテーマでつながっています。完結篇『テスカトリポカ』では、メキシコの麻薬カルテルから逃れた男と、川崎を拠点にする心臓密売、無戸籍の少年が交差し、アステカの神々のイメージを帯びた「血の資本主義」が描かれます。
『QJKJQ』で江戸川乱歩賞、『Ank』で大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞、『テスカトリポカ』で第165回直木賞と山本周五郎賞を受賞しています。単行本は講談社およびKADOKAWAから、文庫版は講談社文庫および角川文庫から出ています。
